女子大生のロウィナは、自分の意思とは関係なく、ある時から生き血を吸う者になってしまっていた。気がつけば実感がないまま悪夢のような行動に手を染めている。戸惑いと苦悩が続く中、彼女は人でいられるためにどうすべきか、同類のトラヴィスに疑問をぶつけるも明確な答えは得られずじまいだった。そこで彼女は自分の中でルールを決め、生き血を吸う対象の人間を選別することに。そんな彼女に唯一の希望の光が差した。それはメキシコに住む、かつての科学者であり錬金術師の年老いた女性に治療を施してもらうことで…。
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